アメリカは言語の墓場!?

こんにちは。Hannaです。

さて今日は海外にて子育てをするにあたり、親が一度は考えること、バイリンガルについて書いてみたいと思います。

タイトルにもあるように、ハーバード大学の社会学者、Stanley Liebersonがアメリカでは英語以外の言語が次世代へ受け継がれにくい状況を説明するにあたり、「アメリカは言語の墓場」と表現されたことがあります。でも、最近では特にスペイン語は頻繁に耳にするし、そんなことはないと思われる方もいらっしゃるとは思うのですが、スペイン語さえも移民の親からその子供へ(二世)、そしてそのまた子供の子供へ(三世)とつなぐのは難しいとされています。その様な環境で子供は日本語をどの様に学べば「バイリンガル」になれるのか。このトピックについては私自身2歳になる娘がいることもあり、これからも情報を発信していければと思ってます。

まず、私は出産後、バイリンガル教育というよりは言語の発達に目を向けてみました。
そこで私が気に入った本がこちら。
0-4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児
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ただこの本のタイトルどうりに30分毎日やっているというわけではなく、この本から学んだちょっとしたアイデアだったり、話しかける際のルールだったりが、頭に残り、娘と接するときには気をつけてみたりするだけ。それだけでも、娘は成長すると共におしゃべりが好きになってきている様です。語りかけの方法は月齢ごとに区分けされていて、2-3ヶ月ごとに現段階に適したページを読むと「なるほど~」と思う点がたくさん。

例えば、子供の興味が向いているものに関連づけて実況中継をする。散歩をしていて、子供が工事現場に興味を示したら、その場でブルドーザーが何をしているかなどを話してみる。ここでポイントなのは子供の興味が向いているものに親も目を向けるとのことで、言葉の習得には最適な方法だと書かれています。実際にやってみると、確かに娘も自分が目を向けているものの説明なので、喜んで私の実況中継を聞き、私の言っていることに耳を傾けているように思います。この本には語りかけの方法の他にも、子供との遊び方やおすすめ絵本なども書かれていて、私にとっての一番のお気に入りの育児書です。

次に実践しているのが毎日、絵本を読む。ですが、日本語の絵本はアメリカでは、入手も難しかったり、ネットでの購入も送料を考えると割高になったり。そこで、私は子供古本店を利用するようになりました。

こちらは海外発送もしてくれるとのことで、ありがたい存在です。私は日本へ帰省するたびに、こちらのお店で絵本を購入するのですが、いつも丁寧に、きれいにクリーニングされた絵本を届けてくださいます。

アメリカは言語の墓場!?」への4件のフィードバック

  1. 温かいメッセージをありがとうございます☆
    こども古本店通信、楽しんでいらっしゃるようで何よりです。
    そのように言ってくださると、これからの記事作成がさらに楽しくなります!

    よろしければ、こちらの情報サイトを当店HPの「こども古本店日記」で紹介させて頂きたいと思いますが、いかがでしょうか?
    こども古本店には、アメリカにお住まいの日本人女性のお客様も多くいらっしゃいます。
    きっと、喜んでくださるでしょう^^

  2. 中島様、丁寧なコメントありがとうございます!
    いつも子供古本店通信を楽しく読ませていただいております。
    絵本は子供のみならず、読んでいる私も楽しませていただいており、絵本が手に届くのを楽しみにしています。
    これからもよろしくお願い致します。

  3. こんにちは^^
    いつもこども古本店の絵本をご注文頂きましてありがとうございます!
    こども古本店 店主の中島ひであきです。
    今回、こちらのサイトをきっかけにこども古本店をご利用くださった、アメリカ在住の方がいらっしゃいました。

    日本より海の遠くで頑張っている女性の皆さんのお役に立てたと思うと、心からうれしく思います☆
    何か応援できることがありましたら、いつでもお声をおかけくださいね。

    ご紹介頂きまして、本当にありがとうございましたっ!

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