小町インタビュー

Vol.1 洋子・Morfordさん(ポーセリンペイント教室主宰)

ワシントンDC/MD/VAで、輝くDC小町達をインタビューする不定期連載。初回は、VA・ヴィエナでポーセリンペインティング教室「アトリエ Yoko.M」をひらいていらっしゃる、洋子・Morfordさんに、お話をお伺いしました。

洋子先生2

洋子・Morfordさん

―「ポーセリンペイントって何?」という方のために、簡単に説明をお願いできますか?

ポーセリンペイントというのは、白地の磁器に、小花、果物、鳥、風景画などの絵付けをして、高温の窯で焼き上げる上絵付け作業です。日常生活の食器として使ったり、インテリアとして花瓶、時計、リモージュ風小箱などを飾って楽しむアートです。アメリカでは、「チャイナペイント」と呼ばれていますが、「チャイナ」というと「中国」のアートと勘違いされる方が多いため、私は、「ポーセリンペイント」とご紹介することにしました。

 

 

― 洋子さんと、ポーセリンペイントの出会いについて教えていただけますか?

ポーセリンペイントとの出会いは、18年前、主人の仕事の関係で、パリに住んでいたときです。それまでは、美術とはまったく接点のない生活を送っていたのですが、せっかくのパリ生活なので、アートの世界に足を踏み入れてみようと思い、絵画を習うことにしました。もちろん、キャンバスに向かって、筆を持つことを夢に見ましたが、たまたま出会ったフランス人の友人から、ポーセリンペイントを勧められました。ヨーロッパでは、ポーセリンペイントが、とても人気があるんです。そして、半ば強制的に、彼女の通っているクラスに連れていかれました。先生のお宅は、パリのアパートだったのですが、お部屋に入ると、絵皿や花瓶など、先生の作品が、あちらこちらに飾られていて、お部屋をあたたかく包んでいたのです。それは、とても感動的でした。

 

洋子先生作品

使うのがもったいないほど美しいティーセット。

— お皿に絵を描くなんて、私だと緊張して、プルプル手が震えてしまいそうなんですが、洋子さんは、初めてポーセリンペイントに挑戦したときは、緊張されなかったですか?

そうですね。当時は、私は筆を持つと、手が震えてしまっていたので(笑)、ツルツルする磁器の上に絵を描くなんて、とても出来ないと思いました。でも、私をお教室に連れて行った、強引なフランス人に「トライしなさい!」と言われ、最初は恐る恐るですが、デザート皿に6種類の小花を描く練習から始めました。磁器のお皿の上だと、失敗しても、消して書き直せるので、その点は、とても助かりました。

 

美しい作品の数々

家中に作品が飾られており、まるで美術館のよう。

― え!?描き直すことができるんですか?てっきり、一発勝負だと思っていました!

そう、キャンバスや紙面と違って、磁器のお皿には、描き直すことができるんです。そしてある程度、満足いく絵が描けて、それが焼きあがった時の嬉しさや満足感と言ったら!結局、それが始まりで、ポーセリンペイントにのめり込んでいきました。今となっては、強引なフランス人の友人に感謝感謝です(笑)。

 

— そして、その後、フランスからDCに戻ってこられて、お教室を始められたんですね。

はい。フランスには3年ほどおりまして、その後こちらに帰ってきたのですが、当時アメリカでは、ヨーロッパほど、ポーセリンペイントが繁栄していなかったんです。やっとのことで、先生を見つけ数年修行した後、私のスタイルのポーセリンペイントを追求したくなって独立し、同時にアメリカでもポーセリンペイントを普及したく、お教室を始めました。他の国の方に、ポーセリンペイントをお教えするのも楽しいですが、やはり、お習字などで、筆を持ったことのある日本人の方と、日本語でおしゃべりしながらペイントすることは、とても楽しいです。皆さん、お弁当持ちで、お教室にいらして、DCでの生活や育児に関することなど、たくさん情報交換をされています。天気の良い日には、お庭にでて、ランチをします。「お教室での時間が、私の癒しの時間なんです!」と言ってくださる生徒さんもいらっしゃったりで、それは本当にうれしいですね。

お教室

お教室。窓からは緑いっぱいの木々が見えます。

― その後も、更なる勉強のためフランスに定期的に行かれているということですが。

ええ。DCに戻ってきた後も、フランスには何度も渡っています。フランス国立陶器磁器美術館、セーヴル陶磁器美術館とも呼ばれているのですが、ここで、セミナーを取って、最新の技術を学んでいます。絵具や筆等の買い付けも、一緒に行います。

 

― ずばり、ポーセリンペイントの魅力とは?

描く楽しみが、限りなく広い、という点です。例えば、家族や友人達との楽しいティータイムのために、カップに手描きをしたり、アクセサリーや小物に絵を描いて、大切な方へのプレゼントにしたり・・・。自分だけでなく、家族や友人にも喜んでいただける、世界で一つだけの作品が作れるって、素晴らしいと思いませんか?

 

アトリエ Yoko.M 

連絡先→chinapaintvienna@gmail.com

作品集→https://sites.google.com/site/yokosporcelainart/

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